北海道稚内市 菓子夢工房くどう のたぬきケーキ「里におりたたぬき」です。
稚内にやってきました。いろんな意味で一度訪れたかった街なのですが、その一つは北限のたぬきケーキの捕獲です。その生息地は「菓子夢工房くどう」。南稚内駅から伸びるオレンジ通り商店街にある老舗和洋菓子店です。
お店に入るなり、正面ショーケースの一番いいところに鎮座しているたぬきたちが目に入ります。名前は「里におりたタヌキ」。他の洋生菓子よりも数もちょっと多めです。
こちらのタヌキ、はじめまして、というわけではなく一度食べたことがあります。「くどう」では公式サイト上にオンラインショップを開設していますが、かつてはこのタヌキも通販で買うことが出来ました。たぬきを通販で買うのはあんまり好きじゃないですが、さすがに稚内へは行くの難しいぞと思い通販で3匹購入。1匹はひっくり返り、2匹は耳が欠けていたものの、比較的形を崩さずに到着しました。それから10年半。ようやく現地で捕獲できました。
たしか以前は「郷に下りたたぬき」という表記でした。ちょっと変わりましたね。市内でたぬきは見ませんでしたが、鹿はやたらいました。
捕獲したタヌキはノシャップ岬で記念撮影したあと公園で食べます。
くどうのタヌキはしかく種。これは修行先だった滝川市 花月堂松尾製菓のタヌキをそのまま作り続けているためです。外観を見比べてみると、ほんとにそっくり。大きさはくどうのほうが少し大きめかもしれません(どちらも個体によって大きさや縦横比が違うので一律には言えませんが)。
真っ二つにして中を見比べてみてもほとんど同じ。味もそんなに変わらないような気がしました(持ち運んで食べ比べればよかったとあとから気付いた)。たぬきに関して言うと、修行先のものを引き継いでいても徐々にアレンジが加えられるものですが、ここまで忠実に作られているのは珍しいかもですね。
稚内では1泊したんですが、樺太関連の慰霊碑行って、地元のCD屋でCD買って、映画館で映画見て、古い喫茶店をハシゴして、と、かなり楽しみました。また行きたい。出来れば平日昼間に行きたい。あと電車で行きたい。
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