全国たぬきケーキ生息マップ

2023年3月22日水曜日

ぽんぽこ @ 和洋菓子モンブラン(大分県豊後高田市)

大分県豊後高田市 和洋菓子店モンブランのたぬきケーキ「ぽんぽこ」です。

豊後高田市は街の一部を「昭和の町」とし、昭和30年代くらいの街並みを再現して観光地化しており、国内外から多くの観光客が訪れています。今回の和洋菓子店モンブランの店舗もその「昭和の町」のすぐ近くです。

到着した頃にはすっかり日は落ちて真っ暗でしたが、モンブランはまだ閉店時間前。さっそくお店に入ります。

モンブランのたぬきケーキの名前は「ぽんぽこ」。だるま種としてはオーソドックスで、目の周りの白い部分は広め、チョコレートをかけてからアーモンドスライスの耳を挿しています。




中身もバタークリームとスポンジの二層構造でシンプル。にも関わらず、食べ進めても飽きが来ないのは、ほんのりラムの風味のあるスポンジがクリームを引き立てているから。この日、この子以外に巨大なぽんぽこもいただいているのですが(後述)、それも普通に食べ切れたほどです。

和洋菓子店モンブランは昭和41年に創業。「ぽんぽこ」は初代の頃には生息していましたが、1990年前後に一度定番商品からは外れてしまいます。

初代が亡くなったあと奥様が継ぎ、お店は続いてきましたが、そこで新型コロナウイルスの蔓延で観光客が激減。モンブランもその煽りを受け、厳しい状況に陥ります。

そんな中で店主が思いついたのが「ぽんぽこ」の復活でした。初代が作っていた様子をなんとか思い出しつつも、新しい要素(前述のスポンジなど)を入れて出来上がったぽんぽこ。ちょうどそのタイミングですよ、Eテレ「グレーテルのかまど」のたぬきケーキ回が放送されたのは。

当時のたぬきケーキバズりの影響の流れにより、ぽんぽこは和洋菓子店モンブランの看板メニューに復帰。お店のインスタにアップされたぽんぽこ発売の予告を私がシェアしたことも少し影響したみたいで、私のストーリーズを見てお店を訪れた方もいらっしゃった様子(ありがとうございます)。

その後ぽんぽこは店頭に居座り続けつつも、季節のイベントごとにその装いを変えて現れるなど、すっかり和洋菓子店モンブランの定番商品となっています。上の写真は特別に作っていただいた季節ごとのぽんぽこ一覧。今後はもっと増えていくのでしょうか。

モンブランを訪れて、一番最初に出されたぽんぽこはこちらではなく、

このホール種のぽんぽこでした。「歓迎」「tanukicake_meguri(インスタのアカウント名)さま」と掲げたその姿はまるでジャニーズライブでの観客のようで、指差すとかファンサしたほうがいいのかなと思いました。ジャニーズ側の気持ちがちょっと分かる。嬉しいわ、これは。

さすがに持って帰るのは難しいので、その場でいただくことにしました。通常サイズの3倍くらいあるので流石に崩すのに苦労しましたが、食べるのは割りと難なくいけました。



ちなみになぜかこのあと歓待を受けまして、居酒屋でご馳走になりました。楽しかった。

ぽんぽこ
和洋菓子モンブラン(Instagram
住所:〒879-0628 大分県豊後高田市新町992-15
電話: 0978-22-3207
営業時間:9:00-19:00
休業日:火曜日


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