長野県松本市 翁堂さんの「たぬきケーキ(300円)」です。
翁堂さんは松本市内に数店舗あって、お店によって和洋菓子を販売していたり、喫茶店だったりと別れてるんですが、この日は中町通という小さい店が集中した通りにある「蔵の店」にお邪魔しました。
翁堂 蔵の店 外観
こちらでは和菓子や雑貨の販売しています。お店の奥には江戸時代からあるという蔵を改築したギャラリーがあり、自由に見ることができます(このときは残念ながら時間が無くて見られませんでしたが)。
店舗内のショーケースにはサバランやロールケーキに混じって「たぬきケーキ」がありました。
「動物ケーキの中で、やっぱり一番人気のたぬきです」と書かれたポップの隣にはレモンチョコを使った「パンダケーキ」なるものも…いや、今回は「たぬきケーキ」だけにします。
店内にいた男性の店員の方に、店内で食べられるかどうか尋ねると、奥にあるテーブルで食べられるとのことでした。私が来るまでテーブルで作業をしていたようで、わざわざ片付けていただきました(すみません…)。
本のようなものが散らかっている点については後述します
こちらのたぬきケーキはロールケーキを土台にバタークリームで成形してチョコで覆っている作りになっています。
ロールケーキのスポンジがちょっと特徴的で美味しかった。
食べながら男性店員さんにいろいろと話を伺いました。たぬきケーキ自体はもう40年〜50年くらいは作っているとのことで、日本中に広がりだしたあたりに作り始めたことになります。
初耳だったのはルーツについてですが、むかしは地方地方にある洋菓子協会が有名パティシエを呼んで講習・研修を開くことがよくあったみたいで、そこでたぬきケーキが披露されていて拡がったのではないかとのこと。
個人的に都会に研修に行ったという話は聞いたことありましたが、むしろ呼ぶというのもあったんですね。でも呼ばれた人は最初の1店目のパティシエではないんだろうなぁ。
その方に自分がたぬきケーキを探している旨と作っているミニコミをお渡ししたところ、大変感激されました。感激されると思わなかったのでちょっと嬉しかったです。
それならば、ということで男性店員さんが差し出したのが1冊のノート(上の写真の左上にあるもの)。これは「旅の思い出」というノートで、お客さんにコメントを残していってもらっているものだそうで、ノートの表紙を見たらなんとNo.110!既に10年以上続けているものだそうです。
旅の想い出 No.110 表紙 新聞記事のスクラップも貼ってあります
では私もコメントを残さねばなるまいということで、このNo.110に来店コメントを書いておきました。その下には私がたぬきケーキとミニコミを持った写真も!さらにノートの終わりの方にはミニコミを挟んでおくとのことでしたので、もし翁堂(蔵の店)さんに行った際には読んでみてください。
夜、翁堂さんのことについて文章をまとめようと、お店について調べてみたら、応対していただいた男性店員が翁堂 木内社長でした…。ビックリしました…。
(コメントにありますように、長いこと「木下社長」と間違って記述しておりました。大変申し訳ございませんでした)
翁堂 蔵の店
たぬきケーキ 300円
住所:長野県松本市中央3-4-16
営業時間:9:00~18:00
定休日:第1・第3水曜日
※翁堂全店にあるかどうかは不明です
より大きな地図で 全国たぬきケーキ生息マップ を表示
社長さん木内さんじゃないですか?
返信削除うわあ!ほんとですね、ご指摘ありがとうございます!修正します。
削除(もしかしたら印刷中の第2号、間違ったままなんじゃ…)
翁堂の木内です。第2号 お送りいただき有難うございます。 また、松本へお出かけください。タヌキちゃんも まっていますよ。
削除木内様、コメントありがとうございます。
削除長野、いいところですね。松本市には絶対また行こうと思っています。
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除