全国たぬきケーキ生息マップ

2022年1月22日土曜日

たぬき @ 栄泉堂(宮城県丸森町)

 

宮城県丸森町 栄泉堂 のたぬきケーキ「たぬき」です。

丸森町は宮城県の最南端に位置し、福島県と隣接しています。町の中心部を阿武隈川が流れ、水田が広がるのどかな町ですが、2019年の台風で大きな被害を被ったのは記憶に新しいところです。

栄泉堂は町内に2店舗あり、本店とされるのは福島県相馬市にほど近い大内地区にあります。実は2019年に市街地にある丸森支店には訪れていましたが、そのときはたぬきケーキはおらず、今回は本店を訪問しました。

栄泉堂 本店


見辛いですが「たぬきケーキあります」の張り紙


おっ、いた
店内のショーケースに、ラインナップのひとつとして鎮座するたぬきケーキの「たぬき」。プレートの隅に「チョコ」と書かれており、そうだよね、と思いました。

店頭にいらした奥様から少しお話を伺うことが出来ました。栄泉堂の店主は現在5代目、たぬきケーキは先代4代目が修行先で作っていたものだそう。修行先はどちらかご存知ですか、と尋ねたところ、支店にいらした先代に電話を繋いでいただきました(お手数おかけして申し訳ございません)。それで修行先は南相馬市の猪狩菓子店(閉店済み、現在は松月堂四ツ葉店のある場所)と判明。南相馬では現在たぬきケーキの生息が確認されていませんが、かつてはあのあたりもいたんですね。

4代目が継ぐにあたり、たぬきケーキも作り出したそうですが、様々な理由によりしばらく作ってなかったとのこと。しかし、2021年のグレーテルのかまどに端を発したバズり(グレかま事変)に乗っかる形で復活。当面作ると思います、とおっしゃってました。

お店から少し離れた公園でさっそくいただきます。



頭部と土台の境目がぱきっとしてるので、最初はロールケーキがベースの横ロール種と思いましたが、だるま種でした。また、地味に注目してほしい点が尻尾。尻尾のあるたぬきケーキは多いですが、耳と同じアーモンドスライスが使われているのは珍しいのではないでしょうか。

栄泉堂の名物として「猫神様が通る」というどら焼きがあります。丸森町には何故か数多くの「猫神」が祀られ、石碑なんかも多いらしく、それにちなんだ「猫神様が通る」はふるさと納税の返礼品にもなってるらしいです。生どらで美味しかったです。

たぬき
栄泉堂 本店
住所:〒981-2501 宮城県伊具郡丸森町大内町53
電話:0224-79-2031
営業時間:9:00-18:00
定休日:不定休


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