千葉県流山市ケーキハウス エーデル の「タヌキ」です。
東武野田線 初石駅から歩いて10分ほどのところに洋菓子店「ケーキハウス エーデル」はあります。外観は白系で統一、所々に電飾の配線がされていて、いかにも街のケーキ屋さんといった雰囲気です。
こちらに生息しているタヌキはダルマタイプでオーソドックスな見た目。元々はタヌキは他店で作られていたものを参考にしたとのことですが、抱えているチョコロールや頭のハチマキなどはこのお店でのアレンジ。なんかいろいろ試行錯誤しているうちにこれに落ち着いたらしいです。ちなみに創業は1976年で、タヌキを作り始めたのはその2年~3年後からとのこと。
中身はバタークリーム、下半身はロールケーキ。ロールケーキの周辺がチョコチップ?で覆われているのが新しい。
お店の方とお話しましたが、自分がむかし食べていたから子供にも買い与えているという方や、わざわざ東京から注文して買いに来る方もいらっしゃるとのこと。世代的にも地域的にも広く愛されているたぬきケーキでした。
2013年3月追記:
小杉光太郎さんの「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」という作品になぜか登場しておりました。
2017年2月追記:
2017年1月下旬に再訪問(前回訪問は2011年12月)。私のことは「青森から来た」ことと、その後「あさイチ」で見たことで覚えていただいてました。
エーデルのタヌキは「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」という流山市が元ネタの漫画兼アニメに「たぬケーキ」として登場。ファンの間で一躍有名となりました。名前は違ってますが、デザインが明らかにエーデルのタヌキでしたから。
エーデルの方から伺ったんですが、タヌキが「ろこどる」に使われたことは漫画化の際は知らず、アニメに出たあたりで知ったそう。その直後に聖地巡礼の波が来て普段とは違う客層と人数に戸惑いつつ「遠くから来るお客さんのためにもタヌキだけは切らしちゃいけないと思ってひたすら作ってたよ、作ったそばから売れてくこともあったし」とのこと。
お店には1時間くらいいて色々な(結構ディープな)話を伺いましたが、その間もちょくちょくお客さんがご来店。ろこどるファンではなく近所の奥様方ばかりで、最終的にここは街のケーキ屋さんなのだ、と思った次第です。
そういえば「バタークリームってタヌキ以外に使いますか?」と伺ったら、これで使ってるよといただいたのがアーモンドスティック。エーデルの主力商品の一つだそうですが、これが美味しい。箱で買えば良かった!
2017年1月のタヌキ。特徴的だったチョコチップが使われなくなってました。
ケーキハウス エーデル
たぬき 230円
住所: 千葉県流山市東初石3-135-101電話: 04-7154-9280
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長野にもいったリラッサです。今回は千葉の友人がわたしに買って来てくれました。個人的には長野のほうが好きかな?これからも開拓したいです。たぬき、なくならないで欲しいですね!
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